集中稽古2日目。:佐藤沙予 [『十二階のカムパネルラ』]
集中稽古開始!:谷口礼子 [『十二階のカムパネルラ』]
あと10日:金田理佐子 [『十二階のカムパネルラ』]
おはようございます。金田理佐子と申します。2回目のブログです。
本番まで残すところあと10日となりました。おわぁ。10月から始まってもうこんな所まで来ました。早いです。脚本も完成し、通し稽古も経て、あとは細かいシーン作り……。終盤に差し掛かってきたんだなぁとしみじみ感じています。と同じに、本番期間を含めてあと2週間で終わってしまうのかと思うと少し寂しい気もしています。
兎も角も、明日からは集中稽古です。今まで以上に気を引き締めて臨んでいきます。……うーん、月並み。
最近、何となく賢さんの詩をポツポツ読み返したりし始めました。「生徒諸君に寄せる」「眼にて云う」「春と修羅 序」「恋と病熱」……。こういう作品に携わっているからか、また違う読み方ができ始めてきました。作品と照らし合わせたり、稽古場の雰囲気に当て嵌めてみたり。楽しくやっています。うわー、岩手行きたい。
てなわけで、皆さん是非観にいらしてください。キャストさんは皆魅力的で、見ているだけで幸せになりますよ。舞台に立っているだけで面白い人、表情がうるさい人(褒め言葉)、機敏な人、常に冷静な人、爆発力のある人、アグレッシブな人、周りに目をやる人、柔らかい人、声がでかい人(褒め言葉)、見守る人、エトセトラエトセトラ。本当に色んな方がいます。個性の大氾濫です。そんなだから稽古場でも、各々が勝手自由気ままに居たいようにいます。全員で同じ方向を向いて、さぁ進みましょう、なんてことはない。バラバラです。でも不思議なことに、進行方向は一致しているんです。進むべき方向が決まっていて、一斉にそこを目指す訳じゃないのに、気付くと全員が同じ所を見ている。おや、奇遇ですね。私も今からそちらに行こうと思っていたところです。やぁそうですか、それならなんです、ついでだからご一緒にどうですか。てな具合で。バラバラのまま1つに
なる。
そんな座組が描き出す宮沢賢治の世界。何て素晴らしいんだ!イッツアメイジングってやつですよ!こりゃあもう観るしかない!え?いつ行けばいいのか分からない?そんなアナタへのおすすめは23日と24日、共に19時~の回!お昼に浅草探訪、疲れを癒しに劇場へ、なんてのも乙ですよ!おでんせ浅草九劇へ!
佳境だというのに:千田剛士 [『十二階のカムパネルラ』]
さて!
『十二階のカムパネルラ』開始まで2週間を切りました!
先日の通し稽古を受け
来週から始まる集中稽古に向けて
各シーンを細かく造っていく日々でございます。
そう、まさしく佳境!
その空気が稽古場を包んでいて、充満しております!!
そう!緊張感のかたまり!!!
そんな中・・・
素敵な笑顔ふりまく品川ともみの奥がなにやらオカシイ。
榎本よ、なにをそんなに笑っている??
どーーーん!
どーーーーん!!
どーーーーーん!!!
なぜこんなことに陥ったのかは知りたくもないが、
今回主演の高橋茉琴と、ナイスガイ今氏瑛太くんです!
今回の稽古場、佳境だろうがなんだろうが、端っこではこんなですよ!
みんな楽しそうで良かったです!
本番入ってもきっとこんななんだろうな。なので、
ぜひぜひ混ざりに劇場まで遊びにきて下さいませ。
今更キメたって駄目ですよ、今氏くん!
返し稽古:藤井優海 [『十二階のカムパネルラ』]
初通し稽古:鳥居きらら [『十二階のカムパネルラ』]
どうもです!鳥居きららです!
前回私が書いたブログが酷すぎて、自分でもびっくりした鳥居きららです!
みんなめっちゃちゃんと書いてた!やばい!
今回のブログは頑張ります!
今回の稽古は、初の通し稽古でした!
みんな気合いが入ります。
真剣だぁ〜!
では!通し中の様子を一部ご紹介しますね。
ここはみんなが大好きな、千田さんと片山さんの2人のシーン。
2人きりのシーンはウン年ぶりだとか。
演出の緑川さんがこっそりにっこり。
じゃこさんもにっこり。
他にも
こんなシーンや
こんな真剣なシーンや
こんな可愛いシーンや
こんなホラーなシーンもあります。
真ん中でホラーな顔しているのは私です。
通してみることで、再確認や、新たな発見がたくさんあります。
もっともっと良くなる!
絶対すごく素敵な作品になる!
そんな決意のような確信のような、気合いのような...
とにかく全員のやる気がすごいです!
千葉さんやる気のポーズ。
稽古終わり、緑川さんに、この空気感を忘れないように、とお褒めの言葉(私なりの解釈)をいただきました!
みんながみんなを大切に思い、作品を大切に想う。
すごく素敵な座組です。
キャスト14人と緑川さん、そしてスタッフさん、全員が一丸となって、本番まで駆け抜けます!
最後に
最年少金田ちゃんと、本日不在だったもう1人の最年少藤井ちゃん。の代役片山さん。
本役バージョンもお楽しみに!
緩も急も!:千葉太陽 [『十二階のカムパネルラ』]
まなざしに力。:榎本悟 [『十二階のカムパネルラ』]
稽古場日記も一周しました!
そして本番までも1か月を切って加速度を増して稽古は進んでいきます。
そのスピードに乗り遅れないよう集中集中。。。
稽古開始時とは明らかにまなざしが違ってきています。
切り取ったワンシーンにすら物語を感じられるよう、濃く深くお芝居を形作っていきます。
そして本日は音響の田上さんが稽古場にいらっしゃいました。
田上さんはシアターキューブリック旗揚げからずっと音響を担当してくださっている、劇団の舞台公演にいなくてはならないお方。
旗揚げからのお付き合いということで、千田さんも大はしゃぎ。
役者同士の距離感も近くいい雰囲気。
「こんなに集まってごはん食べるトコなかなか無いよね。」なんて話しておりました。
なんだか家族みたいなこのメンバー。
泣いても笑ってもあと一か月。
悔いを残さぬよう突っ走ります!
今日も稽古頑張ります!
ではでは!
【榎本悟 チケット予約フォーム】https://www.quartet-online.net/ticket/12kai?m=0jibaea
「人を想う」 : 片山耀将 [『十二階のカムパネルラ』]
無駄に自己主張することなく、
結果を性急に求めず、
「わ」というものの本当の力を知っている。
「和」だったり、「輪」だったり、もしくは「話」というものかもしれない。
だから、僕はこの座組が好きだ。
思えば、そんな予兆は稽古初日から「ふんわり」と漂っていて、それが少しずつ、一人一人の肉体に、声に、佇まいに宿ってきたように思う。
作品を想い、相手役を想い、宮沢賢治を想う。
そういう人間達が形を創る「わ」。
やがて本番になれば、その「わ」が劇場全体を包み込むようになるのでしょう。
だから僕は今、わくわくしています。とっても。
さて。
「十二階のカムパネルラ」という作品に、世界を揺るがす大事件とか、何か譲れぬものを背負って争うとか、
そういうものはありません。
変わらぬ日常の中に、ふと舞い降りた「人の想い」。
他人からしたら、些細な事柄かもしれないその想いが
やがて少しずつ、波紋のように広がり、やがて日常という波間に消えてゆく。
人生って、そういうものの繰り返しなのかもしれない。
とてもちっぽけな事の繰り返しなのかもしれない。
でも。
そういうちっぽけなもの達が、やがて僕らの一部になっていく。
それが宝物なのか、あるいは呪詛なのかはよくわかりませんが。
この作品を観て、もしあなたの心に波紋が広がったら、
その先にはどなたがいるのでしょう。
きっと、大切な人だと思います。
「十二階のカムパネルラ」
本番初日まで、あとすこし。
どうか、お楽しみに。
片山耀将
お稽古日記:品川ともみ [『十二階のカムパネルラ』]
はじめまして!
シアターキューブリックさん初参加の、品川ともみと申します。
こうして関わる機会を頂けてとても嬉しいです!
私が先週まで別の舞台の本番だった為しばらくお休みさせて頂いていて、昨日から久しぶりにお稽古に合流したのですが
もうどんどんみんな先に進んでいて。
焦っています。笑
一刻も早く追いつけるように、頑張らなきゃ!と気持ちを新たにするお稽古でした。
いなかった間についた動きやお芝居を教えて頂いてたのですが、皆さん嫌な顔一つせずに付き合ってくださるのです。
申し訳ないなと思うと同時に、本当にありがたいなと思う限りです。
みんなみんな、お芝居にアツくて、優しくて、前向きで。
素敵な現場。
素敵な作品にならないわけがない、と思うのです!
そんな本日のお稽古では、ついに台本を最後まで頂きました。
受け取った台本に刻まれる「おわり」の文字に騒めく面々。笑
優しい、とか暖かい、とか。
ハートフルストーリーとか、そういう表現とはまた違うけれど。
でも人の温もり、、体温を、とても感じる作品です。
そして個人的に、役者としても考えることのある作品だったりもします。
さて台本が最後まで出来たなら
あとはもう形にしていくだけなわけで。
どんな風に立ち上がっていくのか、参加者ながら楽しみです。笑
今日は少しややこしい?シーンのお稽古だったので、みんな手に台本とペンを握ってお稽古。
覚えることいっぱい…!
どんなシーンなのかはお楽しみに!です。笑
ぜひぜひ観に来てください!
お待ちしてます*。٩(ˊωˋ*)و*。
【品川ともみ チケット予約フォーム】
https://www.quartet-online.net/ticket/12kai?m=0figgij