熱く、厚く:坂本実紅 [『十二階のカムパネルラ』]
おばんです。
宮沢賢治さんの作品の中では、『銀河鉄道の夜』と『注文の多い料理店』がすきな坂本実紅と言います!
普段はTokyo Rocketsというロックアイドルグループとして活動させていただいております。
よかったら名前だけでも覚えて帰ってください
\_(・ω・`)ココ重要ですよ♪︎
今日はわたくしがブログ担当でございます、
よかったら最後まで読んでくれたら嬉しいなあって思っている反面、
皆様すごく素敵なブログを書いてくださっていて私のボキャブラリーの無さがバレてしまうのではないかという恐怖心を抱きながら今書いているわけでございます。。笑
そんなこんなで稽古も始まり少し経ちましてキャストの皆様とも馴染めて参りましたところですヽ(^◇^*)/ ワーイ
演出の緑川さんをはじめとする皆さんが本当に優しくてなんだか大家族と過ごしてる気分です(。-∀-)ニヒ♪
お兄さんやお姉さん、そして!なんと!妹まで出来ましたっ!
今までは自分が1番下が当たり前できていましたが、年下の子がいて自分も、もういよいよいつまでも甘えていられないんだなってしみじみと実感しています。
私はシアターキューブリックさんにお世話になるのが初めてです。
なんでも初めてって緊張しますね、でも初めてだからこそ気づける発見もたくさんあって、、
もうすでにオーディション受けてよかったって思ってます。
今回の作品は、わたしの中で1番難しいんじゃないかな。って思うくらい毎日毎日唸っています。。
だから、とても苦しいです。とても悔しいです。
アドバイスをもらわないと気づかない自分に腹が立ちます。
でもそれと同じくらい幸せです。
こんなに尊敬できる先輩方に囲まれてお芝居ができること、こんなに前向きに悔しいと思えること、
思えば知恵熱で体全身が熱くなるってことが日常になっています!笑
毎日熱く熱く稽古しています!
どんなに分厚い本でも内容がすかすかなら意味がなく何も心に届かないように、
ただ、自分の役をなぞっているだけでは何も届けられない気がして。
ペラペラな役にならぬよう、そこにちゃんと存在させてあげたいなぁ。
わたしの頂いた大切な役を厚く!厚く!分厚く!立体化させられるよう知恵熱40度越えにして沸騰します!奮闘します!
たっくさんたっくさん刺激と学びを頂けるこの環境に感謝して皆様に熱いナニカを届けられるように頑張ります!
熱く、厚くね。
ちょっと思いのまま書いたら長くなってしまいましたね汗
すみません。。(; ; )
『十二階のカムパネルラ』
お客様がいなければ始まりません。
お客様あっての私たち役者です。
劇場に足をお運び頂けるとこの上なく幸せです。
是非よろしくお願いします(人''v`*)
11月21日から25日皆様に会えるのを楽しみにしています(^O^)
ご静聴ありがとうございました┏○))
P.S.インフルエンザ流行ってるみたいなので皆様もお気をつけて( ˊ• ·̭ •̥ )
【坂本実紅 予約フォーム】https://www.quartet-online.net/ticket/12kai?m=0iafegj
「ほんとう」を探す旅:谷口礼子 [『十二階のカムパネルラ』]
シアターキューブリックとしては久しぶりの劇場公演、久しぶりの2時間もの『十二階のカムパネルラ』です。
はじめましての方も多く、小劇場で活躍している方から経験が少ない方までまんべんなくいるのですが、お芝居を一緒に作りながらすごく思うのが、みなさんすごく器用で、短時間でお芝居の形を作るのが上手なんですよね。
いやあ、ほんとにすごいんです。わたしはお芝居始めた頃や20代のほとんどは、こんなにできませんでした。動きもガクガクして、右往左往して、怒られてばっかりだった。とにかく、器用な役者さんが増えたなあ、と感心します。
最近は、周りを見渡しても、稽古期間の短い作品がとても増えています。(とわたしは感じています。)
少ない回数の稽古でどんどん形を作り、セリフを覚え、すらすらとお芝居をする、という団体がとても、多くなりました。
でも私ね、みんなは心からすごいと思うけど、ほんとうの意味でお芝居をするのって、そんなに短時間ではできないと思うんです。
「こう動いて、このタイミングでセリフを言って」、って、やろうと思えば、ちょっと無理すれば、器用な人は言われた通りに出来てしまう。でも、それって、ほんとうにその人が思って、ほんとうに感じた結果なんだろうか?
心から自由になって、心のおもむくままに振舞った結果が、そのタイミングで、その動きだった、っていうふうにならなきゃ、ほんとうじゃないんじゃないか。稽古は、その「ほんとう」を探す旅です。
「できます」「なんでもやります」「どれが来ても対応します」って言って努力するのは本当にすごいことだけれど、ほんとうに心から思って、心から動いて、心から喋るためには、「できない」ってことを見極める必要があると思うんですよ。
人間、そんなに高速で心を動かすことなんてできないと思うの。動かすには助走もいるし、すぐには止まれない。それが人間のいいところなんだから、やっぱり「ほんとう」を探すには、少し時間がいると思います。
シアターキューブリックはなんでこんなに稽古期間が長いんだ、こんなに時間とって、やることそんなにないじゃないか、って、昔の私は思ってた。でも、今はそうでもありません。
自分の「ほんとう」は、自分でしかわからないし、とはいえ「ほんとう」ではないものは、必ず見ている人にはわかってしまうのです。
何言ってるんでしょうね。
でも、そんなことを考えてしまうほど、今回の座組のメンバーはお芝居に対して真摯で、お芝居のことが好きで、他人のことを思いやれる、素敵な人たちなんです。だから、みんなの「ほんとう」がもっともっと見たくてしかたないの。それだけで、ドキドキするし感動すると思うのです。
14人の「ほんとう」をお見せできたらうれしいです。
【谷口礼子 予約フォーム】https://www.quartet-online.net/ticket/12kai?m=0efbejj