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銚電スリーナイン オススメスポットvol.4「圓福寺」:千田剛士 [『銚電スリーナイン』2018]

さて!『銚電スリーナイン〜Return to the Roots〜』どんどん近づいてきました!
このローカル鉄道演劇は、銚子電鉄のなかで演じられるお芝居を見る!
だけでなく、登場人物たちの過ごした街を実際に歩く!
という、旅と演劇がドッキングした公演です!
しかし!
この企画の魅力はこんなものではないのです!!!

銚子という街自体が魅力でいっぱいなのです!!

というわけで、僕は、そんなワクワクがいっぱいの銚子からこちらをご紹介したいと思います!

「圓福寺さん』です!

圓福寺さんは、銚子電鉄「観音」駅から徒歩10分ほど。
先日、帰ってきたキューピッドガールズで遠征した、軽トラ市が行われていた
銚子銀座通り商店街の一番奥に飯沼観音さんがあります。
この道がもともと観音参りで人々が歩いたところでもあります。
そこに隣接して圓福寺さんはあります。

広々とした道を進むと、でーーーんと現れる本堂、
無駄なものは無く、きれいに整えられた空間。
静か。。。そして、なんとも厳か。。。

寺務所にはさぞ、いかついお坊さんがいて、一見さんお断りのムードが漂っているのだろうと
尻込みしながらご挨拶すると、
とっても柔らかく、にこやかな皆様がお迎えしてくださいます。

ほ。

その日は、『銚電スリーナイン〜Return to the Roots〜』の件で伺い
はじめましての状態で、ご挨拶をとドキドキしながら住職さんと面会したのですが
ここの住職さんがとても懐も造詣も深いかたで、たくさんの話をしてくださいました!
地元・銚子の成り立ちを古い絵を見せてくれながら話してくれたり
商店街の抱える問題など、僕らの活動拠点でもある墨田の商店街との共通点を交え談じたりしました。
海外の生地の分厚いサンプル本なども見せてくれ、会う度に新鮮な出来事が起きるのです。

その中でも極めつけが
「まだ見てもらってないですよね〜」
と、寺務所の奥へ案内していただきました。
そこにあったのは、ケースにおさめられ、観覧できるように並べられた古書。
よくみると、「源氏物語」や「好色一代男」など書いてある。
ご住職によると本物の原本だと言う!
しかも、非常に保存状態もよく、その数がすごい!
博物館にあるようなものたちが、和室にならべておいてある。
その擦り方の違いや、遊び心たっぷりの技法、色褪せない挿絵など、たっぷり堪能いたしました。
感服です。

こんな凄いものを、特別に見せて頂いて、感激していたところ
「たくさんの方に見てもらいたいんです。特に子どもたちには。なかなか見られないと思うので」
と、お時間の隙間さえあればいつでもご住職さんが誰でも案内してくださるそうです。
凄いんです。

これでも圓福寺の全貌を見るには至らず、四次元ポケットの如く、これでもかと未知の圓福寺があるようです。

銚子電鉄の1日乗車券(弧廻手形)に付いている特典で、圓福寺特製の「吉祥縁起守」も貰えるので
銚子電鉄で銚子を一日楽しもう!という方は特に、圓福寺、訪れてみてくださいね。
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