稽古場のぼくら：谷口礼子

シアターキューブリックのキリン鉄道・谷口礼子です！

稽古3日目でした。



気づきが多いです。
いいことも、悪いことも。
11月にやったことをなぞればすぐに誰かが指摘する、刺激的な稽古場です。



と書くと、激しそうに聞こえるかもしれませんが、稽古場は大変、静かで悶々としています。



テンションが高いというのは、明るくうるさいことではない、ということのお手本のような稽古場です。

わたしにとって喜びをもたらしてくれる人の一人、ささきくみこさん。



芝居始めた頃に共演したので、10年とは言わないけど8年くらいの繋がりかなー。いや、もしかしたら、10年くらいかもしれません。

すこし先輩の、演劇を愛してる、女優さんっていうのは後輩にとっては本当にすばらしい存在なのです。

たとえば整体院とかで、「ここが痛いんです」って言うと、全然別のところを揉まれたりして、「え？何でこんなところを揉むんですか？」と言ってる間に「……あれ？ な、な、治った？！」ということってありますよね。
あれがリアルに芝居で起こるんです。

「ここがなんかしっくりこなくて」
→「ああ、それはそこじゃなくてその前のあのセリフがうまくいくと、自然にできるはず」
→「ホントだ！！！」

まさに目からウロコの体験！

自分もそういった先輩になれたらなと思い続けてきていますが、ささくみさんにはいつまでも追いつくことができません！
当たり前かもしれないけど、いつもホント、お世話になっています。

明日は稽古休み！
つらいです(>_<)

心を強く持って頑張ります！