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☆岡豊城イベントレポート☆ [出演情報・レポート]

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こんにちは!
ぼちぼち高知に移住しようかと思います!!!!!!!!!片山です。

さてさて3月5日の岡豊城望櫓着工記念イベント『岡豊城で何かが起きる!!』でのお芝居の模様をお届け致します!

なんてったって、4日前の話だから、土佐名物カツオの叩きくらい新鮮ぜよ!

レッツ、岡豊!!

◆午前7時―ミラクル起きる―

◇元親さんにヒケをとらない軍師・緑川の計らいで、ツインで相部屋になった片山耀将と谷口礼子。
なんと、アラームなしで同時に起きる二人(笑)

というか、目を開けたら礼子と目があった。

谷口礼子曰わく、目が覚めたら片山さんが私を見ていた、と。
なんちゅうシンクロナイズでしょう!

さすが夫婦役(笑)

谷口礼子と夫婦役になったのも、きっと奇跡であり、同時に何がしかの縁によるものだと…そんなふうに思わせてくれるハプニングでした。


◆午前九時―はしゃぐ者あり―

◇高知駅からシャトルバスに乗り、すでに見慣れてしまった景色の中を岡豊城に向かいます。
もはや地元感覚で、太陽の光を浴びていると、騒がしい娘が!
誰だよ、バスの中では静かにするって教わっ

市場じゃねぇか!!!!

そうです、シアターキューブリックのアイス女優…愛され女優の市場法子は、高知初体験!!

イベントの出しものでは、元親の娘役。
母上の菜々の血が濃いのか、ハイテンションな娘役を演じます。

彩り鮮やかに花が咲いている岡豊城入り口で、『春だよ、春だよ』と連呼する市場。

片山も三年前の初高知の時を思い出し、一人しみじみとしてしまいました。


◆午前10時―置いてきぼり姫若子―

◇歴史民俗資料館に着いた一同は控え室にて準備。
台本は、元親達が現代に迷い込むストーリーなので、衣装とメイクは片山のみ。
トイレでメイクして戻って見たら、誰もいない!!!!

スタンバイには早すぎるし…不安になります。

みんなはこの時、現場である岡豊城天守に下見に行っていたらしい。

せめて一言教えてくれてもいいのに!プンプン。

◆午前11時―セレモニー開始―

いよいよ記念イベントが始まりました!
最初は天守ではなく歴民館でテープカットやらご挨拶を。

ただ、セレモニー中は我々は天守にスタンバイしなければならず…見れなかったぁ…。

お客さんになるべく見つからないようにコソコソ移動するみんな。

どう見ても怪しい!(笑)
天守に忍び込む密偵がごとき姿でした。

さてさて、会場には望櫓の完成品ではなく、仮組の鉄骨むき出しの櫓が!!
しかーし!

仮組とは言え、3m以上の高さの櫓。
景色は最高です!
『うわー、すごーーい!!』と、役者にあるまじき安易な感激の言葉を発してしまいました(苦笑)

高知の街並み、山並みが一望できる櫓。
完成したら、無茶苦茶素敵だよっ!!

あ、そういえば信親を演ずる松本誠は、以上な程にマムシを警戒してました。
去年の長宗我部フェスでマムシを踏んだトラウマらしいですが、あまりにびびっていた為、歴民の館長さんから『この時期はさすがにおらんよ!』と突っ込まれてました。
頼りない息子じゃ!


◆午前11時30分―本番開始、謎のお爺さん現る―
◇本番前、各々予定通りに待機場所(というより、もはや隠れ場所)にスタンバイ!

寸劇のきっかけである煙火を待ちます。

元親演ずる片山は一人で崖下の切り株の上にヤンキー座りで待機(笑)

すると、山へ芝刈りに来た地元のお爺さんが!←芝刈りではない。

なんでも近くに住んでいて、子供の頃は岡豊の山で遊んでいたと。
長宗我部なんて、まだまだ地元でも知らない奴がいるから、頑張って広めておくれよー、と言い残して山を降りて行かれました。

うむむ、力が湧いてきます!

同時に煙火が音高く!

階段駆け上り、いざ舞台へ…

人がたくさんです!

50名くらいと事前に聞いていたのですが、100名はいらっしゃるでしょう!
天守跡の広場がぎゅうぎゅうだ!!

今回はゲリラ寸劇じゃなかったので、お芝居楽しむ気満々のお客さん達。
元親の姿を見た瞬間に拍手して頂いて、逆にこちらが雰囲気に押されてしまいました(笑)
やっぱ土佐のパワーは違うぜ!!!!!

菜々、信親、小少将…決してメジャーではない登場人物達が舞台に現れる度に、拍手と笑いでお出迎えしてくれて…

長宗我部を始め、それに関係する人々への愛情に満ち溢れた、未だかつてないくらいのハピネスに包まれた岡豊城。

長宗我部元親が有名なんじゃない。

長宗我部一族が有名なんじゃない。

それらを支えた名もなき人々の力があってこそ、歴史がある。

本州からも隔絶され、四国内でも孤立する地形の土佐の地で、

四百年前に一丸となって運命を紡いだ人間達の力の源流が、お芝居をニコニコしながら見つめるお客さん一人一人の内側に未だにしかと受け継がれている。

そう感じさせてくれる、温かい雰囲気でした。

僕らだけではちっぽけな存在ですが、一領具足のように、人と人、地域の違い、そういった垣根を越えて、たくさんの仲間と歩む一歩は決して小さなものではないはず。

改めて、そんな風に思いました。

以上、片山耀将の岡豊城レポートでした。

ちなみに写真は、僕秘蔵の本番前の役者達の素顔です。
舞台に立つ時とはまた違う、素敵な表情なので今回はそちらをご覧になってくださいませ☆
劇団員も各々、岡豊城イベントのみならず、高知出張の感想をblogに上げていますので、そちらも楽しんで頂けたら幸いです。

本番の映像はYouTubeにアップされるかも!?

その時はこのblogにてお知らせしたします!

ではでは!
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がべ

高知のがべです。

先日はお疲れさまでした。
高知公演実行委員会の方々との交流で一番大切なことは、「こいつらのために、一肌脱いでやろうか!」と皆さんに思っていただくこと。

地元では有名な企業・団体のトップたちが多いわけですから、格好つけたって無意味。そんなのは見透かされます。
「僕たち、シアターキューブリックです!!」と裸になって(すっぽんぽんはいけません)触れ合うことです。

今回の訪問で、どのくらいの体温が伝わったでしょうか。
実行委員会の(裏)営業部長としてはその辺が気になります。

さて、ここでご報告。
3月5日に実行委員会懇親会を開いた「土佐和紙工芸村くらうど」からの帰りのバスで、ほとんど開けて(空けて)しまった、東京まで持って帰るお土産だったはずの「香宗我部」超特別バージョンについて、メーカーの高知酒造さんから無くなったと思われる分を補充する形で差し入れていただけるようになりました。(ここだけの話、たぶん卸値でも5000円はかかる商品です。)後日、墨田区東向島に届く予定です。良かったですね~♪

その意味では、体温が一定伝わっていることは間違いなさそうです。

また、私は「ポスト高知公演」の可能性を探っています。
最低限、高知―東京間の旅費と、高知での宴会代は自分たちで捻出していただかなければ無理でしょうが、それさえなんとかなれば、道が開けそうな話の種は入手しています。

後は、キューブリックのメンバーが、どれだけ長宗我部について思い入れを持てるかだと思います。

私には、片山さんや谷口さんをはじめ、高知に来てもらったメンバーの熱は伝わりました。でも、正直、全体的にはもう一歩。
それは、公演まで日が近いようで遠いことが原因なのかもしれません。

キューブリックのメンバーをランダムに触った時、こちらが「あちっ!!」 となるようなものにはなってないかな~と。 (漢那さんと谷口さんは、あとは台詞を覚えて稽古してもらえば大丈夫なテンションでした。) 片山さんは十分良かったんですが、もっと、言わば目が合っただけで火傷(やけど)しような熱気がほしい。少なくとも私は、元親役の俳優さんにはその他のメンバーより2ランク高いレベルを求めています。その意味で、ギアを上げてください。 時間が経てばきっと上がるんでしょうけどね。大きく期待しています。

それは、個人的希望ではなく、高知の方にチケットを買っていただく上で必要な条件だと思います。東京にいる既存のファンに囲まれて上演するのとは条件が違いますから。さらに、長宗我部の本場、高知でやって「なんだ、こんなものか」と思われてはキューブリックの名折れです。 これからの稽古、さらに頑張ってください。

私自身も、ポスターの掲出を含め、仕事で培った人脈も使って、高知公演告知の露出を高めていくつもりです。

by がべ (2011-03-10 21:53) 

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