まなざしに力。:榎本悟 [『十二階のカムパネルラ』]
稽古場日記も一周しました!
そして本番までも1か月を切って加速度を増して稽古は進んでいきます。
そのスピードに乗り遅れないよう集中集中。。。
稽古開始時とは明らかにまなざしが違ってきています。
切り取ったワンシーンにすら物語を感じられるよう、濃く深くお芝居を形作っていきます。
そして本日は音響の田上さんが稽古場にいらっしゃいました。
田上さんはシアターキューブリック旗揚げからずっと音響を担当してくださっている、劇団の舞台公演にいなくてはならないお方。
旗揚げからのお付き合いということで、千田さんも大はしゃぎ。
役者同士の距離感も近くいい雰囲気。
「こんなに集まってごはん食べるトコなかなか無いよね。」なんて話しておりました。
なんだか家族みたいなこのメンバー。
泣いても笑ってもあと一か月。
悔いを残さぬよう突っ走ります!
今日も稽古頑張ります!
ではでは!
【榎本悟 チケット予約フォーム】https://www.quartet-online.net/ticket/12kai?m=0jibaea
「人を想う」 : 片山耀将 [『十二階のカムパネルラ』]
無駄に自己主張することなく、
結果を性急に求めず、
「わ」というものの本当の力を知っている。
「和」だったり、「輪」だったり、もしくは「話」というものかもしれない。
だから、僕はこの座組が好きだ。
思えば、そんな予兆は稽古初日から「ふんわり」と漂っていて、それが少しずつ、一人一人の肉体に、声に、佇まいに宿ってきたように思う。
作品を想い、相手役を想い、宮沢賢治を想う。
そういう人間達が形を創る「わ」。
やがて本番になれば、その「わ」が劇場全体を包み込むようになるのでしょう。
だから僕は今、わくわくしています。とっても。
さて。
「十二階のカムパネルラ」という作品に、世界を揺るがす大事件とか、何か譲れぬものを背負って争うとか、
そういうものはありません。
変わらぬ日常の中に、ふと舞い降りた「人の想い」。
他人からしたら、些細な事柄かもしれないその想いが
やがて少しずつ、波紋のように広がり、やがて日常という波間に消えてゆく。
人生って、そういうものの繰り返しなのかもしれない。
とてもちっぽけな事の繰り返しなのかもしれない。
でも。
そういうちっぽけなもの達が、やがて僕らの一部になっていく。
それが宝物なのか、あるいは呪詛なのかはよくわかりませんが。
この作品を観て、もしあなたの心に波紋が広がったら、
その先にはどなたがいるのでしょう。
きっと、大切な人だと思います。
「十二階のカムパネルラ」
本番初日まで、あとすこし。
どうか、お楽しみに。
片山耀将
お稽古日記:品川ともみ [『十二階のカムパネルラ』]
はじめまして!
シアターキューブリックさん初参加の、品川ともみと申します。
こうして関わる機会を頂けてとても嬉しいです!
私が先週まで別の舞台の本番だった為しばらくお休みさせて頂いていて、昨日から久しぶりにお稽古に合流したのですが
もうどんどんみんな先に進んでいて。
焦っています。笑
一刻も早く追いつけるように、頑張らなきゃ!と気持ちを新たにするお稽古でした。
いなかった間についた動きやお芝居を教えて頂いてたのですが、皆さん嫌な顔一つせずに付き合ってくださるのです。
申し訳ないなと思うと同時に、本当にありがたいなと思う限りです。
みんなみんな、お芝居にアツくて、優しくて、前向きで。
素敵な現場。
素敵な作品にならないわけがない、と思うのです!
そんな本日のお稽古では、ついに台本を最後まで頂きました。
受け取った台本に刻まれる「おわり」の文字に騒めく面々。笑
優しい、とか暖かい、とか。
ハートフルストーリーとか、そういう表現とはまた違うけれど。
でも人の温もり、、体温を、とても感じる作品です。
そして個人的に、役者としても考えることのある作品だったりもします。
さて台本が最後まで出来たなら
あとはもう形にしていくだけなわけで。
どんな風に立ち上がっていくのか、参加者ながら楽しみです。笑
今日は少しややこしい?シーンのお稽古だったので、みんな手に台本とペンを握ってお稽古。
覚えることいっぱい…!
どんなシーンなのかはお楽しみに!です。笑
ぜひぜひ観に来てください!
お待ちしてます*。٩(ˊωˋ*)و*。
【品川ともみ チケット予約フォーム】
https://www.quartet-online.net/ticket/12kai?m=0figgij