鉄道と共に:榎本悟 [銚電スリーナイン2018]
いよいよ稽古も大詰め!
お芝居も細部にこだわりながら完成度を上げていきます。
と、普通のお芝居だったらこれでいいのですが、
これは鉄道公演。
車両の運行、そして車窓からの景色、音など様々な周囲の環境との調整も重要な要素。
というわけで今回、ここにきて改めて稽古で使っている運行車両の前面展望動画をしっかり見直す時間がとられました。
お芝居をしながらだとどうしても見られない部分が見え、普段聞き逃していたブレーキ音、モーター音、踏切の音、人の話声など周りの音も聞こえてきます。
これらが今回我々が立ち向かう敵であり、最大の味方になる物なのだと再認識させられました。
そして見終わってふと横を見ると、まさかの
片山さん大号泣。
まわりポカーン・・・。
ひたすら線路を進む車両からの眺めをみて色々思うことがあった模様。
でも、こういう何か心の琴線に触れるものがあるだけで、きっとお芝居の深みはぐっとふかまるんだと思います。
今回の銚電スリーナインという公演も見ていただいた方の心の琴線に何か響かせたいです。
そのために今は日々精進!