一歩下がってみるシアターキューブリック:榎本悟 [『幸せな孤独な薔薇』]
榎本です!
今回は出演していないんですけど、ちょくちょく稽古場には顔出しております。
タイトルにもあるように、自劇団の稽古場にあって、一歩下がって俯瞰で稽古を見られるというのは、
なかなかに貴重なことです。
色んなものが見えてきます。
いつも以上に年齢や演劇歴が様々なメンバーが集まっている今公演。
いつもどおり穏やかな空気なのにどこかピンと張りつめた緊張感が漂っています。
この人は、いつも通り・・・?
いつもは役者の中でもベテランに入ることの多いキューブリックの先輩方が、
キラキラした若手のような目で西川さんや、首藤さんとやりとりしているのは、なんだか不思議だけど、すごく素敵な光景。
20代若手メンバーの情熱もすごい。
しかし、その情熱を心のうちに込めて、黙々とこの作品、そして自分の役と向き合っていました。
みていて、一番に感じたことは、演出の緑川さんをはじめとして、役者の皆さまが、この作品の事が大好きなんだな、ということ。
きっとその好きはお客様にも伝わるものだと思います。
私は自分のことでいっぱいいっぱいになることがないこの機にいろんなものを見つけて、
吸収してやろうと思います。
これから先の稽古、音や光があわさって、そして劇場という空間、美術、最後にお客様の空気感、それらすべてが合わさった時、この作品がどう化けて花開くのか、すでに楽しみで仕方ありません。
ぜひ、この作品を完成させる大切なピースをはめるためにも、ぜひ劇場にお越しくださいませ!
心より、お待ち申し上げます!
2020-03-18 14:40
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