終えました：千田剛士

千田です(^^ゞ

『樽見鉄道スリーナイン』を終え、
一日、岐阜の山に囲まれながら、ジョギングしたり温泉でゆっくりしたり
ふわりとした日を過ごしました。
さっき気づいたのですが
テレビを数日見ていない。
たったそれだけで、どんなに世界は変わっているのだろうと思います。
特に
濃厚な6日間でした。
樽見鉄道。
何度も何度も往復しながら、絆を深めました。
気づいたら、仲間になりたいと思っていた皆様とは、とっくに、涙を流し合う仲間になっていました。
僕らは俳優という特殊な職業ですが、誇りがある。
きっと誰もがそうだと思いました。
鉄道員という職業も、特殊であると思っていると思う。誇りを持って生きている。
それを感じられたし、認め合いあえたのです。
今回の公演、第一に、樽見鉄道のみなさんへの尊敬が一番にあり
岐阜高専のみんなや、地元のみなさんへの感謝
仲間への賛辞しかない。

岐阜は山々に囲まれたきれいな稜線の土地。
僕はこの風景が大好きなんです。

どうように、あたたかくも熱くも高くもある人柄にふれ、
とても濃厚な日々でした。
そして公演の4日間は怒涛でしたが、日々が新鮮でした。
それでいて、みんなを信じながら自分のやるべきことをただ全うする時間。
楽しかったです！

走る鉄道で演劇をするという稀有な公演
いや、風景とともにシーンを展開するという斬新な試み
いや、生と本物にこだわった真摯な作品
うん。人と人が繋がり合うことが全てであった企画。
全部そう。
新しくて意外な事をやっているようだけど
その実は、いつもと同じことをもっと繰り返しておりました。
もっと楽しいものをつくりたい！見てもらいたい！
じゃあどうしよう！こうしよう！

これからもこれで行きます。
ご乗車いただいた皆様、ありがとうございました！

千田剛士