長宗我部元親さんへ
あなたと出逢えた事で、僕の人生は大きく変わったように思います。
出逢えたことは、結局はただの偶然かもしれません。
でも、偶然の出逢いによって、たくさんの苦しみ、たくさんの涙、たくさんの悔しさを感じる事が出来たのです。
僕は元親さんのように、頭がいいわけでもなく、土佐で生まれたわけでもなく、そもそも戦国時代には、生きていない。
だから、どんなに土佐の空気を知ろうとも、どんなに知識を詰め込んでも、貴方にはなれないのです。
貴方の生涯の苦悩、葛藤、格好悪さ。
それらの持つ滑稽なまでの人間味を、僕は体現したい。
それが、僕の夢。
貴方の描いた夢。
僕の描きたい夢。
比べてしまえば、僕の夢なんかちっぽけなものです。
それでもなお、僕はそれにしがみついていきます。
隼人さんや親泰さん、羽柴さん。
菜々さん、信親さん、吉良親実さん。
かつて貴方の周りにいた土佐の人びと。
かれらのような存在の仲間が、この作品を作るために集まってくれています。
遠い遠い空の彼方から、どうか、見ていてください。
世界はまだ戦争を止めず、自然に翻弄され、空を飛ぶことも出来ず、土の上を懸命に這いずり回っています。
『生きて、たまるか』
出逢えたことは、結局はただの偶然かもしれません。
でも、偶然の出逢いによって、たくさんの苦しみ、たくさんの涙、たくさんの悔しさを感じる事が出来たのです。
僕は元親さんのように、頭がいいわけでもなく、土佐で生まれたわけでもなく、そもそも戦国時代には、生きていない。
だから、どんなに土佐の空気を知ろうとも、どんなに知識を詰め込んでも、貴方にはなれないのです。
貴方の生涯の苦悩、葛藤、格好悪さ。
それらの持つ滑稽なまでの人間味を、僕は体現したい。
それが、僕の夢。
貴方の描いた夢。
僕の描きたい夢。
比べてしまえば、僕の夢なんかちっぽけなものです。
それでもなお、僕はそれにしがみついていきます。
隼人さんや親泰さん、羽柴さん。
菜々さん、信親さん、吉良親実さん。
かつて貴方の周りにいた土佐の人びと。
かれらのような存在の仲間が、この作品を作るために集まってくれています。
遠い遠い空の彼方から、どうか、見ていてください。
世界はまだ戦争を止めず、自然に翻弄され、空を飛ぶことも出来ず、土の上を懸命に這いずり回っています。
『生きて、たまるか』
コメント 0