SSブログ

桜島一周 自転車の旅② 片山耀将 [『島津の疾風』]

1383142982608.jpg1383143820569.jpg1383150347180.jpg1383150890564.jpg

はい! 皮ジャン&タンクトップの片山です。



幾多の試練を乗り越え、自転車で桜島を疾走する僕。

スタートは写真左側の桜島レンタカーという表示の近くです。
後半の今日は、画面右側の埋没鳥居付近からです!

ここまで来るのに、およそ一時間半。
おばちゃんのランタイムスケジュールだと、写真右下の端っこまで一時間半で行けたらいいとのこと。
結構まいてるぜ!

まぁ、途中で10分休憩したくらいで、ほぼ走りっぱなしだったから(。・・。)

ここまで来ると、足の筋力も50%くらいになります。

平坦な道だと疲労は感じないんだけど、少しでも登りになると、一気に。
ペダルを踏み込めなくなるですね(笑)
広い道ならジグザグに走れば、結構ラクにクライムできるんですが、、、そんな道幅がない。
いや、しんどかった。

そうこうしているうちにつきました!!!!!!


『埋没鳥居』です!!

大正三年の大噴火で、腹五社神社の鳥居が一日にして火山灰で埋まってしまったそう。
ちなみに本来は三メートルくらいの高さの鳥居だそうです。
掘り起こそうとしたらしいのですが、当時の村長さんが『大噴火の傷跡を残し、後世に伝えてゆくべし』と、そのままになったそうです。
自然て、やっぱり凄まじい。

しかしながら、脅威や恐怖をもたらすと同時にパワーや癒やしも与えてくれるのが自然。

鹿児島に来てから感じていた、下からもっそりと持ち上げられるような感覚はここにきて、更に激しくなっていました。
特にこの埋没鳥居のあたりは神社ですから、なおのこと。
それまでの爆走で、気力・体力共に消耗していたのですが、気力の面でかなりスキッとしました。
リフレッシュって言えば良いんですかねぇ。
すごく気持ちが軽やかになったんです。
もしや、パワースポットなのかな?なんて事を考えつつ後半戦に突入しました。

が!!!!!!!!!!!!

ここでいきなりの大事件!!!!!!!!


Twitterでも、思わず呟きましたが噴火しました。

『ドスンっ』て音がして、パッと火口を見たらこれ。

写真だと見えづらいのですが、火口から渦巻いて噴煙が立ち上ってました。
鹿児島から見たら火口は山の反対側にあるので、噴煙しか見えませんが、ちょうど僕は火口が見える側にいたので。

もちろん、こんな近くで(とは言っても距離はかなりありますが)噴火を見たのは初めて。
言葉を失いました。
太刀打ちできない存在。
我々がどんなに科学を得ようと無力だと実感。

でも、走るしかないんです。

いや、『だから』走るしかない。


そんな俺の心を挫く、半端なく長いクライム(笑)
後ろ向きで撮ったんですが、これ、登れませんでした。
チャリ押して歩きましたよぉぉぉ(T-T)
唯一、徒歩で登った道。

地図でいうと右上から西に向かう道は、海も見えず、ひたすらに山道をクライム&ダウン。
桜島の随所にある避難壕で休憩しながら走りました。
もはや、風景を撮るどころではなく、ただただこぐ。
それが終わると、海岸線を走る道へでます。

先ほどまでの地獄のような坂道は姿を消し、のーーんびり。
薩摩剣士隼人のテーマを歌いながら進みます。

そしてそしてっ!!!

ついにゴール☆

ここまでのタイムが二時間四十分。

おばちゃんが開口一番『もう帰ってきたのかい!?』と(笑)
疲労感と安堵で『はい、きつかったです。けど最高でした』としか答えられませんでした。
本当はもっと、伝えたい事あったのにな、、。

そんな心中察してか、『ほれ、飲みぃ』とおばちゃん。

手には缶コーヒー。

今まで飲んだ、どんなコーヒーよりおいしかったよ、おばちゃん!!!!!!!!!!!!!

最後はほっこりと締めくくる事ができました。

道のりはすごくきつかったけど、桜島走れて、本当によかった。

長渕さんが、桜島でライヴ決行した理由がなんとなくわかるような気がした。

もちろん、僕は鹿児島県民でもないし、桜島にも初めて来た。

でも、桜島を走った事で、鹿児島という存在を五感すべてで味わえた。

すげーしんどいけど、また必ず走りたいって思った。

桜島!!

本当にありがとう!!!!!!!
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

シアターキューブリック Official Siteはこちら⇒

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。